12人に1人がかかる乳がんに!乳がん検診で早期発見を。

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高松画像診断クリニック公開日 2016/05/27

生活習慣の欧米化などによって日本人の乳がん疾患率は年々増加しています。
今では、女性に発生するがんとしては最も多い病気となり、12人に1人の割合で一生涯のうちに罹患します。それとともに乳がんでの死も増加していて、交通事故による死亡者数の2倍、女性にとっては4倍にもなっています。

今回は増加傾向にある乳がん患者と、マンモグラフィ検査についてお送りします。

そもそも乳がんってどんな病気?

乳がんは、乳房にある乳腺に発生する悪性の腫瘍のことです。 “がん”が乳管内に留まっているときは乳房内に留まっていますが、がん細胞が乳管を破壊して乳管外にでると血管やリンパ管を通って全身へと拡がっていきます。
残念ながら乳がんの初期には症状がほとんどありません。症状として一番多いのはご存知“しこり”です。

乳がん患者は年々増加しています

乳がんは年間約6万人が発症し、1万3千人ほどが死亡しています。これは年々増加傾向にあるのです。
乳がんでの死亡者を減少させるためには、定期的な検診を行い、診察を受けることが大切です。

乳がんは早期発見・治療すれば「治るがん」です

残念なことにまだ乳がんの予防方法はありませんが、極めて早期ならほぼ100%の方が治ります。
早期発見のためにはマンモグラフィなどによる定期的な検診や、日常の自己検診が大切になります。

マンモグラフィは乳房専用のX線撮影のことを指します。乳房は柔らかい組織でできているため、乳房を圧迫・固定して撮影を行います。
マンモグラフィ画像では、外からではわからない乳房内の全体の乳腺構造が写し出され、乳腺は白く、脂肪は黒く、画像に表れます。乳がんのサインである“しこり”があると白く写ります。
しかしながら、乳腺もしこりも白く写し出されるため乳腺組織が多い若い乳房では判別が難しい場合があります。
逆に、脂肪組織が豊富な閉経後の方の乳房では、乳がんのしこりがはっきりと写りやすくなります。

セルフチェックも大切!

マンモグラフィなどだけではなく、自身による乳がんのチェックができることが乳がんの大きな特徴です。
日常的に自分で乳房を観察したり、触ったりすることで乳がんを発見しやすくなります。
しこりはないか、左右の乳房の形に変化はないかなど、自分でチェックを行うのが自己検診です。
乳房の張りがとれて柔らかくなる月経後1週間くらいまでの間に月に1回をメドに行うようにしましょう。

しこりなど自覚症状がある場合は、検診を待たず、速やかに乳腺外科など医療機関で診察を受けてください。

気になる被ばく量は?

X線を使いますので被ばくはしますが、マンモグラフィ1回の撮影で受ける被ばく量は線量は0.1mSvです。
これは、胸部レントゲンや東京とニューヨークを飛行機で移動する際の自然放射線とほぼ同程度になります。

【医師からのヒトコト】

  • 質の良いマンモグラフィ検診を行うには高度な撮影技術と読影力が必要です。当クリニックでは研修を受け、認定を持った医師・放射線技師が対応しております。
  • 撮像する放射線技師は女性のため、安心して受けていただけます。
  • 時間の予約もなく、飛び込み受診でも検診を受けることは可能です。
  • 検査時間は着替えを入れても10~15分程度で、その後医師が患者様に画像の説明させていただきます。

この記事の筆者

安田 浩章

安田 浩章 やすだ ひろあき放射線診断専門医

徳島大学医学部卒業後、独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター医長などを務め、平成28年2月に高松画像診断クリニック院長に就任。
放射線診断専門医として、MRIやCT、マンモグラフィなどの読影を行い、即日検査・即日診断の質のよい画像診断を行っている。

高松画像診断クリニック 高松市朝日町

高松市朝日町、香川県立中央病院の東隣に2016年2月に開院。
院名の通り、MRIやCT、マンモグラフィという機器を導入し、院長の専門である放射線診断専門医を活かし大病院では難しい即日検査・即日診断での画像診断をはじめ、一般内科や整形外科、リハビリテーションの設備も完備。
高松市郷東町の西高松脳外科・内科クリニック、高松市藤塚町の中央通り脳外科・内科・在宅クリニックとは同一グループ。

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