サービス付き高齢者住宅の特徴とメリット・デメリット

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病院・介護施設ナビPlus 編集部公開日 2016/08/26

サービス付き高齢者住宅とは、高齢者専用の賃貸住宅を指します。
近年、注目を集めているサービス付き高齢者住宅ではあるものの、どのようなサービスが受けられるのか、どのようなメリットがあるのか、その住宅についてよく知らない方も少なくはありません。
そこで今回は、サービス付き高齢者住宅のメリットやデメリットについてご紹介します。

サービス付き高齢者住宅とは

サービス付き高齢者住宅とは、1人で暮らす高齢者や夫婦で暮らす高齢者が安心して暮らせる賃貸住宅を指します。
主に民間企業などが運営しており、都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅となっています。略して「サ高住」とも呼ばれ、介護業界だけでなく不動産などさまざまな業界からも注目を集める住宅です。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には高齢者のケアに詳しい生活相談員が常駐していて、最低限のサービスとして「安否確認」が行われたり、さまざまな「生活相談」が行われたりしています。要望によっては、外部委託とはなりますが「介護サービス」が受けられるサ高住もあります。

気になる費用は?

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の費用は、住宅の賃貸費用とサービスの費用などに分けて考えることができます。
サ高住の賃貸費用に関しては、周辺の一般の住宅に準じた相場となることがあるため、地価の高いところでは比例して高くなることがあります。
概ね、4万円程度から12万円程度となっており、それに共益費がプラスされます。
水道光熱費が含まれていることもあり、合わせて2万円から4万円程度です。
安否確認サービスと生活相談サービスはサ高住に欠かせないサービスで、それにも数万円程度がかかります。
その他の費用としては、食費やおむつ代、介護サービスの自己負担金などで、月々で考えるとトータルでおよそ10万円から30万円の費用となります。

月額費用の内訳
介護サービス費 約1万円~5万8,000円
家賃・共益費 約4万円~12万円程度
食費 約4万円~6万円
その他 約2万円~4万円
  • ※一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。一般的な目安を記載しています。詳細は施設及び入居者の状況によって異なります。
  • ※介護サービス費は、介護保険の支払上限額を示しています。上限を超えた分の費用や払い戻しに関しては考慮していません。
  • ※その他には生活支援サービス費、上乗せ介護費用、消耗品費、医療費等が含まれます。

サ高住の主なメリット

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には、さまざまなメリットがあげられます。
主なメリットとは、以下の通りです。

高齢者でも契約しやすい
高齢者になると、さまざまな諸事情から一般的な賃貸住宅は借りにくくなってしまいます。
この点、サ高住は、高齢者のための賃貸住宅でもあることから高齢者でも簡単に契約することができます。
契約時に支払う初期費用の返還も受けやすくなっており、入居者の権利がしっかりと守られているのも特徴です。
介護認定されていなくても入居できる
老人ホームなどは、介護認定されていなければ入居できないところが多くあります。
この点、サ高住は介護認定されていなくても、自立した生活が送れる高齢者でも入居することができます。
選択肢が豊富
サ高住は、老人ホームと違って「選択肢が豊富なところ」もメリットの1つです。
介護サービスのケアプランやバリアフリー構造のケアプラン、食事サービスのケアプランや家事サービスのケアプランなど、さまざまな選択肢の中から自分が必要としているケアプランを選ぶことができます。
高齢者が安心して生活できる
サ高住の最大のメリットといえば、「高齢者が安心して生活できること」です。
上記でもご紹介した通り、サ高住には高齢者のケアに特化した生活相談員が常駐しており、また、さまざまなサービスも受けられるため、1人暮らしの高齢者でも安心して生活することができます。
自由度の高い生活が維持できる
サ高住では、自由度の高い生活を維持することができます。
賃貸住宅でもあるため基本的にはプライバシーが守られており、外出や外泊なども自由に行えるところがほとんどです。

サ高住の主なデメリット

メリットの多いサ高住には、いくつかの注意点もあげられます。主な注意点は、以下の通りです。

一般的な賃貸住宅よりも月額費用が高め
安否確認や生活相談などさまざまなサービスが受けられるサ高住は、一般的な賃貸住宅に比べて月額費用は高めに設定されている場合がほとんどです。
連帯保証人が必要
サ高住は一般的な不動産契約に基づく賃貸住宅であるため、契約時には「連帯保証人」が必要となります。
介護状態が重度の場合は退去させられることも……
入居後、介護状態が重度になってしまった場合は、退去させられる可能性があります。

まとめ

さまざまなメリットやデメリットがあげられるサービス付き高齢者住宅。サ高住を利用する場合は、メリットとデメリットをしっかりと認識した上で利用することが大切です。

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