骨折を早く治すのは牛乳をいっぱい飲んだ方がよいですか?

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2016/11/14

骨折を早く治すのは牛乳をいっぱい飲んだ方がよいですか?

 

こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。

 

骨折を早く治す目的で牛乳を摂取しても直ちにカルシウム吸収、骨格再生という機序にはなりません。

日本人には乳糖不耐症が多いです。

乳糖不耐症は牛乳に含まれる糖質である乳糖(ラクトース)が分解できずに、体内で異常発酵するために起こる病気です。別名を乳糖分解酵素欠損症ともいいます。牛乳に含まれる炭水化物の主成分は乳糖で、消化しにくい糖質です。乳糖分解酵素が欠乏すると、牛乳を飲んだ時、乳糖が分解されずに腸内に多量に残るため、腸内の浸透圧が高くなり、お腹の調子が悪くなります。 乳糖分解酵素欠損症は、先天的に起こる場合と、後天的に起こる場合があります。アジア、アフリカ、地中海地方の人々に多くみられます。一時的な乳糖分解酵素欠損症はウイルスや細菌性の腸炎で起こります。また、胃十二指腸の手術を受けたことのある人や、腸の手術を受けたことのある人などにも起こります。全体的に発生率は1万人に6人くらいといわれています。乳児には乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が腸内に多くありますが、この酵素の作用は離乳とともに落ち始め、成人になるとラクターゼ活性は最大活性時と比べて6分の1程度にまで低下するとされています。 一般的症状として牛乳を飲んだあとに、気分不快、腹部膨満(ぼうまん)、腹痛、下痢などの症状が現れます。乳幼児では、体重が減ったり、栄養不良になることもあります。これらの症状は、たいてい、乳製品を食事から外すことで解消されます。


WHO(世界保健機構)は牛乳が体に良くないからと子供には出来るだけ飲ませないことを勧めています。1974年には「粉ミルクによる保育をやめ母乳保育に戻ろう」という決議をしています。2000年1月に、WHOの決議に逆らう日本の厚生省(当時)でも、21世紀に向けての健康指針「健康日本21」で、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品の「成人」の摂取基準を1日130グラムと正確に明記しました。日本の厚生労働省も事実は事実として認めているということでしょう。牛乳で言えば1日180cc以上は過剰摂取ということです。しかし、利権確保の為に国民の健康を犠牲にしても良いという意思の現われともとれます。一部週刊誌などには「牛乳」のことが体に悪いという記事が掲載されていたのを記憶していますが、マスメディアでは一度も見ていません。マスメディアはスポンサーとしての乳業・健康産業、そしてスポーツ番組保護の為に一切報道はしません。


以上、ピーピーになってまで牛乳(加工乳は別)を摂取しても骨折の治癒とは無関係なのでお勧め出来ません。

 

 

 

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