インフルエンザが猛威をふるう季節に口腔ケアでインフルエンザ対策

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2016/12/20

インフルエンザが猛威をふるう季節に口腔ケアでインフルエンザ対策

 

 

こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。

 

 

 

インフルエンザ対策として、まず思い浮かぶのは、手洗い、マスク、ワクチンの接種ですが、

あまり知られていないのが、口腔(こうくう) ケアです。

 

 

口腔ケアでインフルエンザが10分の1に!

 

 

お口には食べる、話す、呼吸をするといった役割がありますが、お口は細菌やウイルスの入り口でもあります。そして、この季節に猛威をふるうのがインフルエンザウイルスです。

 

 

インフルエンザの予防対策としては、手洗いやうがい、ワクチンの接種などがありますが、口腔ケアも、インフルエンザの予防に有効です。

 

 

ある調査では、介護施設で高齢者を対象に、歯科衛生士が口腔ケア(口腔清掃や清掃の指導)を実施をしたところ、通常の口腔掃除をしていた施設に比べ、予防接種の有無にかかわらずインフルエンザの発症が10分の1に抑えられた、という報告があります。

 

 

 

歯周病菌の出す酵素がインフルエンザの感染を助長!

 

 

お口の中には、約700種類もの細菌が生息しており、これらの細菌は唾液中に酵素を出しています。

 

 

「プロテアーゼ」、「ノイラミダーゼ」といった酵素には、口やのどの粘膜を保護しているたんぱく質を破壊する作用があるため、口の中が不衛生で細菌が多い状態が続くと、のどの粘膜が荒れてきます。

 

 

その結果、さまざまなウイルスがのどの粘膜にとりつきやすくなり、取り付いたインフルエンザウイルスが体内に入り込んでしまうと、インフルエンザを発症してしまうのです。

 

 

特に、歯周病菌が出す酵素は抗ウイルス薬では抑制できないため口腔内を不潔にしておくと、インフルエンザウイルスの感染を助長します。

 

 

 

お口の中は細菌やウイルスにとって天国?!

 

 

お口の中の体温は、通常37℃前後に保たれており、唾液によって潤っています。

 

 

ここに最近の栄養分となる食べかすなどが常にあると、温度、湿度、栄養条件がそろっているお口の中は、細菌が繁殖するには最適な環境となります。

 

 

唾液には口腔内を事情する作用がありますが、特に唾液の分泌が減少し、咀嚼(そしゃく、かみ砕くこと)、嚥下(えんげ、飲み込むこと)機能の低下で口腔内が乾燥しているご高齢の方は、お口の中が汚れやすくなっています。

 

 

また、免疫力も低下していますから、お口の衛生状態が良くないとインフルエンザウイルスに感染しやすく、感染した場合は、重症化する危険性が高くなります。

 

 

口腔内の細菌は、歯の表面だけではなく舌やのどの粘膜にも多く存在しています。

 

インフルエンザ予防には手洗い、うがい、予防接種とともに、適切な口腔ケアを行い、口腔内の細菌数を減少させることも大切です。

インフルエンザ発症メカニズム、初動負荷運

 

 

インフルエンザに罹らないようにする口腔ケアのポイント

 

基本編

 

 

1.歯ブラシの持ち方

 

腕や手首の力を抜き、ペンを握るように歯ブラシを持ちましょう

 

 

2.歯ブラシの動かし方

 

歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に当てて、小刻みに動かしま

しょう。

 

 

3.歯間まできれいに!

 

歯間ブラシやフロスを使用し、歯と歯の間まできれいにしま

しょう。

 

 

4.歯がなくても口腔ケア

 

残っている歯が少ない、または全くない方は、口腔ケア用の

スポンジブラシを使用し、舌や粘膜のケアをします。

 

 

 インフルエンザ予防、初動負荷運動トレーニ

 

 

インフルエンザに罹らないようにする口腔ケアのポイント

 

入れ歯編

 

1.入れ歯は取り外してから

 

入れ歯は必ずお口から取り外してから掃除しましょう

 

2.入れ歯洗浄剤は仕上げに使用

 

入れ歯洗浄剤だけでは、入れ歯の汚れは取れません。入れ歯

用歯ブラシを使用し、汚れをしっかりと落とした後、仕上げに使用

しましょう。

 

インフルエンザ予防、手洗い、うがい、初動

 

汚れやすい場所を意識して、丁寧にケアしましょう。

 

最後は、必ずお口の中に水をためて「ぶくぶくうがい」をし、お口の汚れを外へ出しましょう。

 

通常、「歯みがき」といいますが、「歯」だけではなく、舌や上あご、頬の内側の粘膜にも汚れは付きます。

 

 

お口の中全体を意識する「口腔ケア」を行い、インフルエンザなどの感染症を予防しましょう!

 

 

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