善通寺 丸亀で腰が痛い時にすぐに行くべき整形外科病院といえばふじた医院

ブログ

2017/04/19

善通寺 丸亀で腰が痛い時にすぐに行くべき整形外科病院といえばふじた医院

 

こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。

 

腰が痛い! すぐに病院に行くべき危険な腰痛は?

 

今回は2012年に日本整形外科学会から発行された「腰痛診療ガイドライン」から、腰痛の診断アルゴリズムについてご紹介します。


重大な病気を示唆する“Redflagsign”

 

 

お示しした図は、ガイドラインから引用した腰痛診断のためのアルゴリズムです。

 


医師が腰痛の患者さんを見たとき、まず考えなければいけないのが「重篤な脊椎病変の可能性があるか?」ということです。

 


「重篤な脊椎疾患」とは、骨折や、脊椎に転移した癌、感染・自己免疫などによる脊椎の炎症など。つまるところ「放っておいてもよくならない/悪くなる可能性がある」病気といっていいと思います。
 


この「重篤な脊椎疾患」の可能性をチェックするためのリストがRed flag signです。

 


腰痛のRedflagsign


発症年齢:20歳以下、または55歳以上
時間や活動によって良くなったり悪くなったりしない
胸が痛い
癌がある
ステロイドを使った治療をしたことがある
HIVに感染している
栄養状態が悪い(「病気のせいで長期間にわたり食事が不十分な高齢者」「お酒しか口に入れてないアル中患者」といった極端なケースを想定したものです)
予期せぬ体重減少(定義的には「6~12か月の間で5%の減少」とされますが、所謂「病的な痩せ方」だと思っていただければいいと思います)
広範な神経症状:急に足に力が入らなくなった/尿が出なくなったなど
背骨の変形(曲がったりなど)
発熱
(腰痛診療ガイドライン2012より簡略化)

 


これらのいずれかに該当した場合は、まずレントゲン撮影や血液検査を行うべきとされています。

 


“Redflagsign”の次は“神経根症状

 


“Red flag sign”で重篤な脊椎疾患を除外したら、次は「神経根症状」をチェックします。
 


脳から腰に向かって降りてくる神経の幹「脊髄」は、臓器や手足に向かって伸びていく神経の枝を出しています。


「神経根」とはこの枝の根本のこと。この根本が何らかの原因で圧迫されると、神経がつながっている先の筋肉や皮膚で痛み・しびれが出ることがあり、これを「神経根症状」といいます。神経根を圧迫する原因として、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった病気が知られています。

 


神経根症状を示唆する所見


片側の下肢の痛みが腰痛よりも強い
腰だけでなく足首から下、足の指なども痛い
上のような位置に、痛みに加えしびれ(びりびり感、感覚の鈍さ)がある


「下肢伸展挙上テスト」で陽性


最後の「下肢伸展挙上テスト:Straight leg rise test (SLR test)」は、自宅でも簡単にできるテストです。


下肢伸展挙上テスト
仰向けに寝る
足をまっすぐ伸ばしたまま持ち上げてもらう
70°上がるまでに、太ももの裏側に電撃のような痛みが走ったら陽性

 


これらのいずれかに当てはまる場合には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の可能性があります。レントゲン写真では骨の状態しか評価できませんので、神経の状態を見るためにはMRIを使った画像検査をすることになります。

 


ただし、MRIの結果は必ずしも症状と一致しないこともあります。また、例えばMRIで異常があったからといって、なにか特別な治療が必要になるとは限りません。たとえば椎間板ヘルニアのような病気では、痛み止めだけで症状がコントロールできることも少なくないからです。
 


したがって、神経根症状があったとしても、早急にMRIを撮る必要は必ずしもないと言えます。
加えて、MRIは高価な検査でもあります。3割負担でも6000円弱の支払が発生します。重篤な病気がありそうになければ、まずは痛み止めで様子を見てみるのが経済的でもあります。
 

 


過去の研究では、腰痛の患者さんに対して早期にMRIを撮った患者さんと、レントゲン写真のみを撮影した患者さんを比較したところ、両者の最終的な結果(よくなった/わるくなった)にはほとんど差がなかったという報告があります。

 


ただの腰痛」なら4~6週間様子を見る
ただの腰痛なら4~6週間様子を見る
これらのチェックリストに当てはまらなければ「非特異的腰痛」です。要するに、ただの腰痛の可能性が高いということです。
 


ただの腰痛というのは、筋肉の痛みのようになんとなく原因を想定できるものもあれば、あまりはっきりしないものもあります。しかしいずれにせよ、根本的な治療ができるものではありませんので、医療の領域では痛み止めを使って様子を見るしかありません。

 


こうした「非特異的腰痛」に対しては、急いで検査をせずにまず4~6週間の保存的治療をすることが進められています。保存的治療とは痛み止めや湿布のような、症状だけを抑える治療のことを指します。
 
しかし、非特異的な腰痛であっても、長引く場合は検査の対象になります。

 


痛み止めに反応しない腰痛には危険な疾患が隠れている可能性もあります。痛み止めを飲んでも症状が改善せず4~6週間続く場合には、ふたたび上に挙げたような危険信号の評価をして、血液検査や画像検査などを行います。
 


また、症状の原因が心の問題である場合もあります。うつ病に代表されるような心の病気は、往々にして体の症状を伴います。こうした症状の中でも代表的なのが腰痛です。

 


ただし、患者さん自身が自分の腰痛を「心の問題かな」と判断するのは危険な場合もあります。痛みが心の病気によるものであると診断するためには、その他の原因をしっかり除外することが大切です。

 


まとめ
今回は「腰痛診療ガイドライン」から、腰痛の患者さんに対して医師が用いる診療プロトコルをご紹介しました。


危険な腰痛と、しばらく様子を見てもいい腰痛の違いがなんとなくおわかりいただけたでしょうか。


「忙しいから病院に行けない」という方も、逆に「不安だから早く検査してほしい」という方も、ぜひ上のリストを参考にして自分の腰痛を評価してみてください。
 


なお、ご紹介したプロトコルは、基本的には医師が使うことを目的として作成されています。実際には、チェックリストに当てはまらないケースでも医師の判断で検査をしてしまうことが多いです。
客観的な評価だけでなく、患者さん自身の「なにかおかしい」という感覚も大事です。リストに該当しなくても、「ただの腰痛じゃなさそう」と思ったら無理せず整形外科を受診してくださいね。

 

香川・善通寺で交通事故治療といえば「ふじた医院」

医師:藤田博崇

時間:8:30~18:00(土曜日営業、木曜日は13:00まで営業、日祝日休診)

入院あり

住所:香川県善通寺市上吉田町4-5-1

電話:0877-62-0555

詳細はご予約完了時にお伝えしております。

 

診療内容

交通アクセス

患者様の声

交通事故の治療方法

お問い合せフォーム

求人募集

香川県丸亀市、三豊市、高瀬町、琴平町、観音寺市、財田町、三野町、仁尾町、宇多津町、満濃町、多度津町、坂出市など広い範囲からお越し頂いております。

 

 

交通事故による痛み、むちうちの症状、首の捻挫(頸椎捻挫、むちうち、首の痛み)、腰の捻挫(腰椎捻挫、腰の痛み)、けが、切り傷、打ち身(うちみ)、打撲、捻挫(ねんざ)、骨折、脱臼、やけど、肉離れ等後遺症で悩まれている患者様をトータルで治療し、保険(自賠責保険、労災保険等)にも対応している整形外科病院です。

掲載情報について

各種情報は、あなぶきヘルスケア株式会社が調査した情報を基に掲載しています。
正確な情報掲載を務めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。

掲載されている施設への受診や訪問及び求職する場合は、事前に必ず該当の施設に直接ご確認ください。
当サービスによって生じた損害について、あなぶきヘルスケア株式会社ではその賠償の責任を一切負わないものとします。
情報に誤りがある場合には、お手数をおかけいたしますが、あなぶきヘルスケア株式会社までご連絡をお願いいたします。