頭痛に伴う首の後ろの痛みの多くは改善できる

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2017/04/25

頭痛に伴う首の後ろの痛みの多くは改善できる

 

こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。

 

 

多くの方に経験があるのが頭痛の諸症状ではないでしょうか。

 


一口に頭痛と言ってもその痛み方にはいろいろあり、その原因や起こり方が異なる場合があります。


その中でも、頭痛に首の後ろの痛みを伴うものも少なくありません。
多くの場合は、健康上において大きな問題とはならず、ちょっとした対処法で改善できるものです。


症状の多くは、首から頭部にかけての血流が停滞していることによって起こります。

 

 

首の後ろには多くの神経が通っている


普段何気なく首がこった、少し痛むなどといった症状を感じることもあります。


首の後ろには頭を支える筋肉や頸動脈があるだけではなく、さまざまな神経が通っています。


首の後ろの痛みに頸神経が関係している場合、頸椎に負担がかかってゆがんだりずれたりすることで神経を圧迫していることが考えられます。


頭痛に首の後ろの痛みが伴う場合
「緊張型頭痛」の疑いがあります


頭痛が起きたときに首の後ろの痛みも併発している場合、以下のようなことが考えられます。


その中には特に心配のない日常的な頭痛の一環から、治療を要するものまであります。


それぞれの症状の特徴を知っておきましょう。

 

 

日常的な頭痛の一環


私たちが普段感じている頭痛の大半は、日常生活において血流の変化や筋肉のこりなどによって起こるものです。


中でも緊張型頭痛と呼ばれるものは、頭部への血流の停滞や首から頭にかけての筋肉がこわばるなどの要因で起きるものです。



緊張型頭痛の特徴と解消法

 


緊張型頭痛の特徴


日常的によく起こる頭痛には、主に偏頭痛と緊張型頭痛が挙げられます。
肩から首、そして頭部の筋肉が緊張して起こるのが緊張型頭痛です。


緊張型頭痛の症状は偏頭痛とは違います。

 


偏頭痛がこめかみ付近でズキズキと脈打つような痛みであるのに対し、緊張型頭痛は後頭部から首の後ろ、そして肩あたりまでが重苦しくずっしりと痛むのが大きな特徴です。

 


筋肉のこりをほぐすことが有効

 


緊張型頭痛は、デスクワークやパソコン操作などで長時間無理にうつむいたり顔を前に突き出したりといった姿勢のままでいることによって肩や首がこってしまうことで起こりやすくなります。

 


またストレスによる緊張でも起こるとされており、身体的な条件だけではなく精神的なコンディションも関係してくるのです。


いずれにしても、筋肉のこりが首や頭部への血流を妨げてしまうことで起こる頭痛であるため、症状を改善するためにはそのこりをほぐすことが有効的です。


仕事の合間にマッサージをしたり、休憩時に伸びをしたりなどでかなり楽になるでしょう。

 


首や後頭部を温めるのもよい

 


首や頭部などの筋肉のこりによって、頭部へ巡るはずの血流が阻害されてしまってうまく酸素供給がなされなくなるのが緊張型頭痛と首の後ろの痛みの直接的な原因と考えられています。

そのため、最終的に血流が改善できればそれらの痛みも和らぐわけです。

湿らせたタオルを温めて首の後ろや後頭部に当てると、収縮していた血管が温められて拡張します。
それによって血行がよくなり、痛みを軽減できることもあります。


もし頭と首に重苦しい痛みを感じることがあれば試してみるとよいでしょう。

 


頸椎の機能に問題がある場合

緊張型頭痛の症状が似ていますが、異なる原因で頭痛を引き起こす頸性頭痛と呼ばれるものがあります。

 


頸性頭痛は、血流や筋肉のこりなどの影響を受けるものではありません。

頸椎にずれができたり突出部ができたり、またなめらかな動きをする機能が損傷してしまったりなどの理由で頸椎を通る神経が圧迫されることが原因に引き起こります。

この頸性頭痛場合は、首や後頭部、ときには肩から下まで重苦しい痛みが襲います。

その症状は緊張型頭痛に通じるものもあるのですが、痛みはより頸性頭痛の方が激しいと言われています。



危険を伴うもの


首の痛みを伴う頭痛で特に注意しておくべきものが髄膜炎を起こしている場合です。


髄膜炎とは、脳および脊髄を保護する髄膜に何らかの原因によって炎症が生じた状態を指します。


これを放置することで症状が悪化し、それが脳にまで及ぶと脳炎に発展する可能性もあるので、注意が必要です。

 

 

詳しい頭痛の治療法はこちら

 

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