暑い時に変動する血圧の対処法

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2017/06/20

暑い時に変動する血圧の対処法

 

こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。

 

 

私は高血圧です。
病院で処方して貰った血圧を下げる薬を飲んでいるのですが、時々血圧がぐんと上がることがあります。
「頭が熱くなる感じがする」ことがあります。


そういう場合、どのような処置をすればよいのでしょうか?
頭と足、どちらを高くして横になるべきですか?
また、冷やした方がいいのでしょうか?

 

と、患者様から質問がありました。

 

 

医療では、いろいろな検査があります。


血圧も検査の内の1つです。

そういったいくつもある検査の中で、最も変動の激しいのが血圧です。

 


朝や夜といった時間にもよりますし。

 


動いているか?寝ているか?

 


その時の気分。

 


そういった些細な事でも、大きく変化します。


<頭と足、どちらを高くして横になるべきですか?>


です。


地球には重力があり、上から下へ落ちようとします。


頭にある血液を下へ移動させて、頭部での血圧を下げます。


<また、冷やした方がいいのでしょうか?>


その時の状況や、本人の体調、他の病気(あれば)といった要素があるので、
必ずとは言いませんが。

 


冷やすのは逆効果です。



例えば、夏の暑い時期と冬の寒い時期。
あなたはどんな行動をしますか?

私だったら、夏の暑いときは、体を開いて(表現がおかしいかも知れませんが)、
「あち~」と言いながらクーラーの風に当たります。

 


逆に、冬の寒い時なら。
なるべく体を閉じて。
手と手をこするとか。
脇を閉めて、外気と接する部位をなるべく少なくする。

 


といった行動(動作)をします。

それと同じで。


冷やすと、血管も縮まろうとします


何かの管に水を流す場合。

 


水まき様のホースに水を流すのと、
道路のトンネルの様な大きい管に水を流す場合。

小さいホースの方が、水圧という圧力がかかります。

そういった原理で、


体を冷やす→血管が収縮する→血管内の圧力が上がる=血圧が上がる

という様になるので。

 


冷やさない方が良いと思います。


※※※
血圧が上がる原因は、沢山あります。


その原因を大きく2つに分けると。

 


①心臓からの拍出量が増える


②血管抵抗が増加する

基本的に血圧は

 


血圧=心拍出量×血管抵抗

なので、どちらが上がっても、血圧は高くなります。


因みに、上の説明で「体を冷やさない方が良い」というのは、

 


②の血管抵抗を増やさない方が良いという事です。

上では、大きく①と②の2つに原因を大別しましたが。


原因は沢山あるので。


薬を処方される時に、内科(循環器内科)の医師に相談するのがベストでしょう。

 

 

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