腰椎椎間板ヘルニアの治療法

こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。

第1章 なぜ腰椎椎間板ヘルニアは痛いか?


ヘルニアの症状は4カ所によります

1、椎間関節の痛み
これが腰痛の原因となります

2、神経根の痛み
脚の痛み•痺れ(座骨神経痛)の原因となります

3、椎間板の痛み
腰痛と股関節周囲の痛み

4、馬尾神経の圧迫による症状
脚の突っ張り感 排便•排尿の障害

これらは必ずしも一緒に出るわけではありません
ですから足のしびれや痛み、つまり神経根の痛みがなくても、腰痛だけ(椎間関節の痛み)の痛みが出ることは、あります



第2章 腰椎椎間板ヘルニアはどのように対処するか

椎間板ヘルニアの治療法です
(詳しく書いたら本1冊になってしまいます)

A、守りの治療法:
1、椎間板ヘルニアになった原因の除去
肥満ならダイエット 仕事や運動なら内容の見直し など

2、腰の安静
腰痛ベルトの使用
痛みを起す体位や運動•仕事を避ける

3、腰に負担のかからない生活
中腰を避ける
ジャンプやランニング、長距離ドライブを避ける


B、攻めの治療
(効果が少ない順に)
1、薬物療法
飲み薬、湿布、注射

2、理学療法
牽引療法

体操療法、ストレッチ

リハビリテーション
 

腹筋や背筋の強化(初動負荷トレーニング)

鍼灸

3、神経ブロック:手術に次いで強力な治療法です
時にはこれでヘルニアが治ることもあります
硬膜外ブロック 神経根ブロック 椎間関節ブロック
椎間板内注入

4、手術療法:最強の治療法ですが、必ず危険性があります

手術は不快な全ての症状を除く魔法ではありません

時には新しい痛みを作ることがあります
針1本で出来る手術もあります
「経皮的椎間板摘出術」と言います


若い方の時間が経っていない座骨神経痛には良いでしょう

通常は1→2→3→4、と治療法は進みます

攻めの治療と守の治療、これらが並行して進むと、痛みは良くなります

香川・善通寺で交通事故治療といえば「ふじた医院」

医師:藤田博崇

時間:8:30～18:00(土曜日営業、木曜日は13:00まで営業、日祝日休診)

入院あり

住所:香川県善通寺市上吉田町4-5-1

電話:0877-62-0555

詳細はご予約完了時にお伝えしております。

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