サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 [サン・ジャックへの道]

今回は院内の3月号の月刊誌に載った、コラム「サン・ジャックへの道」を紹介します(*^_^*)

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「四国遍路」、もうこれに関しては「うどん県」の皆さんはご存知かと思いますが、今回はヨーロッパ版遍路道をご紹介いたしますネ!

キリスト教の三大巡礼地と言えば「ローマ」および「エルサレム」は超有名ですが、それと並んで有名なのがスペイン、ガリシア州の「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路」。
この道は、おもにフランス各地からピレネー山脈を経由しスペイン北部を通る道なんです。
スペイン語では、El Camino de Santiago(サンティアゴの道)
フランス語ではle chemin de Saint Jacques(サン・ジャックの道)と呼ばれています。

1000年以上の歴史を持つ聖地への道は、な、なんと!!!今でも年間およそ10万人もの巡礼者がフランスからピレネー山脈を越えてゆくそうです。スペインに入ると巡礼事務所があり、名前を登録し、巡礼者の証明となる手帳を受け取る。また、道沿いには無料の宿泊所や礼拝堂を修復した宿泊所などもあり、こちらの宿では中世さながらの「洗足の儀式」が行われるらしいです。さらに食事も用意され、これらは巡礼を支える人々の無償の奉仕で成り立っているようです。
スペイン横断はイベリア半島内で、およそ 800kmの道程で、長い歩き巡礼を続けることは、人々にとって信仰と向き合う貴重な時間になってるようです。

ほ～ら!!
「四国八十八か所遍路」とオーバラップして見えてきますよね。
信仰の心、自分を見つめなおす姿、これらは国が変わっても同じなんですね。
世界平和とともに「四国遍路」が世界遺産になることを願います!!(^^♪

あ!それと・・
スペイン料理店やフランス料理店へ食事に行った際には、「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路」の道しるべの「ホタテ」のマークを、ぜひ!探してみてくださいネ。インテリアの1つになって、きっとどこかに潜んでいると思いますよ。
みつけたら「あ!あれだ!」って叫んでくださいネ～。

Dr. JUN