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2020/03/29
リウマチ因子定量が高いとリウマチ?寿命は縮まるか?
こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。
66歳(女)です。肩の痛みが続き、病院へ行き、MRIと血液検査をしました。
MRIでは、肩がかなり腫れていて、血液検査はリウマチか調べるためでリウマチ因子定量が63で、CRPは0.08で赤沈もひっかかりました。
痛み止めの薬が出て、二週間後に再検査になりました。
リウマチ因子定量が63もあれば、リウマチ確定でしょうか?
リウマチ以外でリウマチ因子定量が63になることはあり得ますか?(炎症などで)
ちなみに、血縁でリウマチの人はいません。
リウマチだと寿命も短くなりますか?
教えてください。
リウマチ因子は関節リウマチ診断基準の項目の一つで、関節リウマチの病勢とは関係ありません。
関節リウマチの代表的な診断基準
2010年 米国・欧州リウマチ学会合同関節リウマチ診断基準
①1関節以上で臨床的に滑膜炎(関節の腫れ)を認める
②滑膜炎の原因が他の疾患で説明がつかない
腫脹または圧痛がある関節数 スコア
大関節1ヶ所 0
大関節2~10ヶ所 1
小関節1~3ヶ所 2
小関節4~10ヶ所 3
1つの小関節を含む11ヶ所以上 5
血清学的検査
RA因子陰性かつ抗CCP抗体陰性 0
RA因子、抗CCP抗体のいずれかが弱陽性 2
RA因子、抗CCP抗体のいずれかが強陽性 3
急性期反応物質
CRPと赤沈が共に正常 0
CRP、赤沈のいずれかが異常高値 1
症状の持続期間
6週間未満 0
6週間以上 1
☆合計6点以上で関節リウマチと診断できる。
今の状態ではまだまだ関節リウマチとは診断できないことが分かります。
この値はリウマチ以外の膠原病の患者さんや、まったくの健康な方でも5%~15%ほど陽性で出ることがあります。
採血も
抗シトルリン化蛋白抗体(CCP)抗体やMMP-3の方が、精度は高いですし、
関節炎のMRIやエコーの確定もなければリウマチとの診断は難しいです。
リウマチも重傷であれば、寿命に影響はありますが現時点での影響の心配はないです。
交通事故になったときに整形外科病院に行ったらいいのか、接骨院に行ったらいいか分らない方、交通事故で受けたむちうちの痛みがなかなか引かない方は、一度専門医師による痛みの根本原因を突きとめ、あなたの症状に合った整形外科病院で行うリハビリ治療や整骨院で行う治療を一貫して治療できるふじた医院に一度受診してみてください。
ふじた医院の交通事故治療がスムーズに早く痛み等の症状を改善に導きます。
香川・善通寺で交通事故治療といえば「ふじた医院」
医師:藤田博崇
時間:8:30~18:00(土曜日営業、木曜日は13:00まで営業、日祝日休診)
入院あり
住所:香川県善通寺市上吉田町4-5-1
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詳細はご予約完了時にお伝えしております。
香川県丸亀市、三豊市、高瀬町、琴平町、観音寺市、財田町、三野町、仁尾町、宇多津町、まんのう町、多度津町、綾歌町、詫間町、坂出市など広い範囲からお越し頂いております。
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