僕は梨が好きです

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2020/09/11

朝夕少しずつ涼しくなり、夏から秋にかわろうとしていますね。
秋になるにつれ、果物がおいしい季節になってきます。
果物は糖分が含まれているので、血糖値を上げるイメージがありませんか。
果物には摂取したい栄養素がたくさん含まれていて、食べ過ぎに注意しながらも食事に取り入れていきたいものです。

果物には、果糖、ショ糖、ブドウ糖の主に3種類の糖分が含まれています。
その構成比は果物の種類や成熟の過程で変化をしますが、果糖が多く含まれる果物はリンゴ、梨、びわなど、ショ糖が多く含まれる果物はオレンジ、グレープフルーツなど、果糖、ブドウ糖の両方が含まれている果物はいちご、ブドウなどです。
このうちすぐに血糖となるのはブドウ糖だけです。果物には糖分以外に酵素が含まれており、消化する際にこの酵素を使用することで、インスリンの働きをあまり使用せずにエネルギーに転化することができ、体に吸収されるスピードは比較的ゆっくりしています。

また、果物には食物繊維も含まれています。
食物繊維は、炭水化物の吸収をおだやかにして、急激な血糖値の上昇を抑制する働きがあるため、ゆっくりと血糖値を上げます。
その他にも食物繊維は、コレステロールを低下させる作用や便通調整作用など有用な働きを持っています。
ただ、果物は食欲を抑える作用のあるホルモンに影響を与えないため、たくさん食べても満腹感は少なく、みかんなどは間食としてダラダラ食べることでつい量が多くなってしまいやすい傾向があります。
果物の1日の適正量は、バナナ中1本、リンゴ中1/2個、キウイフルーツ小2個、柿中1個、みかん中2個、梨大1/2個です。

また、ジュース、果物の缶詰、ドライフルーツは、生の果物よりビタミンCも少なく、糖質量が多いため、血糖値を上げやすくなるので注意が必要です。

果物はおいしく、ついつい食べ過ぎてしまうことがありますが、食べ過ぎは血糖値の上昇だけでなく、糖代謝の悪化や中性脂肪の増加にもつながるので注意しましょう。

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