ケーキは怖いよ

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2020/12/21

年の瀬になり、クリスマス、お正月などを迎え、チキンやケーキ、お餅など美味しいものを食べる機会も増えてきます。
そこで気を付けたいのが、コレステロールです。
ただ、コレステロールは悪いものと思われがちですが、私たち人間の体にはなくてはならない役割を担っています。
細胞を包む細胞膜の主成分、ステロイドホルモン(男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなど)の材料、ホルモン・脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸の原料となっています。
また、コレステロールが足りないと、肌や髪がパサパサになったり、細菌に感染しやすくなるばかりではなく、血管の細胞が弱くなって脳内出血などが起こりやすくなります。
コレステロールには、LDLコレステロールとHDLコレステロールがあります。
LDLコレステロールは、細胞内に取り込まれて、ホルモン産生、細胞膜の形成などの役割を担いますが、血液中に多く存在すると血管壁に沈着、蓄積して、炎症を起こして血管の内壁を傷つけて動脈硬化を起こす原因となるため、悪玉コレステロールといわれています。

HDLコレステロールは、組織に蓄積したコレステロールの除去、抗酸化作用、血栓予防作用、血液を固まりにくくする作用があるので、善玉コレステロールといわれています。
通常、血液中のLDLコレステロールとHDLコレステロールは一定量に保たれています。
LDLコレステロール値が高くなると動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。
LDLコレステロールの増加は、飽和脂肪酸(バター、生クリームなどの乳製品やラード、肉の脂身などに多く含まれています)の取り過ぎが原因のひとつになります。
LDLコレステロールを減らすためには、バランスの良い食事を摂り、コレステロール値を低下させ糖質の急な吸収を抑える効果がある食物繊維や豆類や大豆製品に含まれている大豆タンパク、青魚に多く含まれるDHA、EPAを積極的に摂取しましょう。

楽しい行事もたくさんあり、美味しいものを食べる機会も増えますが、食べ過ぎに注意しながら新しい年を迎えましょう。

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