ギラギラの夏と貧血

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2021/07/27

長かった梅雨もあけて、今年も暑い夏がやってきました。
無事に東京オリンピックも開幕となり、嬉しいニュースがたくさん入ってきていますね。

私は小学校から大学までずっと水泳をしていて、夏は待ちに待った嬉しい季節でした。ゴーグル焼けをしながら1日に10キロも泳ぐ日もありました。懐かしい~。

あれから◯十年・・・

今や毎年毎年夏がイヤでイヤで仕方ありません。
なぜなら・・・
・日焼けをする
・夏休みで子どもが家にいる
・汗をかく
・虫がいっぱい
・食べ物が腐りやすい
・庭の雑草がすぐにジャングルになる
・暑くてぐったりするのに、全然ヤセない

許させるならあと20個くらい書けそうです。

でも1つだけいいことも・・・

洗濯物がめちゃくちゃ乾く

夏のいいところはそれくらいしか思い当たりません。あ、花火大会や海や川の楽しみもあるかな?

暑くなると、口当たりのいい麺類や簡単なもので食事を済ませてしまいがちですね。スタミナ不足でフラフラ立ちくらみをしているそこのあなた!偏食による貧血では?そこで、今回は『貧血』について少しお話します。

貧血とは、血液中の酸素を運ぶヘモグロビンという成分が少ない状態で、男性13mg・女性12mg以下が目安となります。
貧血に対する食事療法として、
①エネルギー・たんぱく質を十分にとる
②鉄分の豊富な食品を取り入れる
③鉄分とビタミンCを同時にとる
④食事中や食事前後はタンニンを多く含むもの(緑茶・紅茶・コーヒーなど)の摂取は控える

②の『鉄分の豊富な食品』で、1回使用量あたりの鉄含有量の多いものの一部をご紹介します。
【動物性食品(ヘム鉄)】
豚レバー                      6.5
牛ヒレ肉(90g)             2.0
カツオのタタキ(4切) 1.5
鶏卵(M1個)                1.1
サンマ(1尾)                 1.1
鶏もも肉(80g)             0.7

【植物性食品(非ヘム鉄)】
がんもどき(1個)        2.9
納豆(1パック)            1.7
小松菜(50g)                1.4
切り干し大根(乾10g)1.1
ホウレン草                  1.0

植物性よりは動物性の『ヘム鉄』方が吸収率が高いので、より効率的に鉄分が摂取できるそうです。

ただ、体質や他の疾患などによって、食事の努力だけではなかなか改善できない患者さんもたくさんいらっしゃいます。
ムリのない範囲で参考にしていただけたらと思います。

ちなみに、
我らが肉食スタッフ一同は、牛ヒレ肉のステーキなら300gくらいは食べられます!!

追記 : 貧血も他の疾患と関連することもあり、特に最近は心不全との関連が注目されています。貧血が心不全を悪化させることもあり、心臓病のある人は貧血にならないように注意が必要です。参考までに。 院長より。

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