カビとYシャツと私

ブログ

2022/06/14

四国地方も梅雨入りが発表され、ジメジメとした日々が続きますね。この時期になると、幼少期に仏壇の饅頭を盗み食いして、裏側がカビだらけだった事を思い出します。
院長に食べれるカビと食べてはいけないカビについてブログを書く事を提案したところ、即却下されたので、今回はカビによる病気について書いていこうと思います。

人はもともとカビや菌などの微生物を皮膚や口の中などに持っていますが、病気の治療のために抗生物質を飲むことでそれらの菌が殺されてしまいます。
そこに新たなカビ菌が発生、異常繁殖し、身体に悪影響を与えます。
これらの感染症は免疫力が弱まったときに発症するため、健康な状態であれば必要以上に恐れる必要はありません。

しかし、免疫力に関係なく発症するのが、カビによるアレルギーです。
カビから放出された胞子を吸い込むことで、気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎など、さまざまなアレルギー症状を引き起こします。
なかでも問題となっているのが「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」「夏型過敏性肺炎」です。

◉アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、アスペルギルスというカビを吸い込むことによって起こるといわれ、気管支ぜんそくの症状と似ています。

◉夏型過敏性肺炎
夏型過敏性肺炎は、トリコスポロンというカビを吸い込むことによって起こるアレルギー性肺炎です。
梅雨以降の高温多湿の季節に起こることが多いため「夏型」という名前がついています。

では、カビを発生させない為にはどうすればよいでしょう?
① 掃除はこまめにしましょう
② 晴れた日には、換気をしましょう
③ 使用後は浴室に水をかけましょう
④ 部屋干しはやめましょう
⑤ とにかく除湿しましょう
⑥ エアコンのフィルター掃除はこまめにしましょう

カビ対策をしっかり行って、仏壇の饅頭にカビを発生させないように…快適に梅雨を乗り切りましょう。

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