毎日暑いですね

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2023/07/18

こんにちは。まだ夏が始まったばかりなのに気温が高くてびっくりしますね。
今回は夏風邪についてご紹介します。

冬風邪を引き起こすウイルスは乾燥を好みますが、夏風邪を引き起こすウイルスは高温多湿を好みます。
200種類以上ある風邪のウイルスのうち、アデノウイルス・エンテロウイルス・コクサッキーウイルスが夏風邪を引き起こしやすい原因です。
ウイルスは細菌と異なり鼻や喉の粘膜の細胞に侵入し増殖します。加えて、夏の暑さや冷房による自律神経の疲弊、睡眠不足、ストレスにより免疫力が低下することで夏風邪は長引いてしまいます。

次に、先程の3つのウイルスの症状をご紹介します。

○アデノウイルス
症状は喉の腫れや痛み・頭痛・高熱・激しい咳・結膜炎(目ヤニ・目の充血)・大腸炎や下痢などです。
咽頭結膜熱がアデノウイルスが原因の病気です。幼児~小学校の子供が多く、6月~8月に流行がピークをむかえ、プールでの接触や使用したタオルの共有で感染することが多いことから「プール熱」とも呼ばれます。大人が感染すると重症化しやすいので注意が必要です。

○エンテロウイルス
症状は発熱・喉の痛み・鼻水・咳・下痢・腹痛、口内炎などです。
手足口病やヘルパンギーナを引き起こし、皮膚の発疹を起こすことが特徴です。
幼児・小児の感染が圧倒的に多い病気ですが、稀に大人が感染することもあります。
今年の夏はヘルパンギーナが流行している事がニュースや新聞で話題になっていますね。ヘルパンギーナ警報が出ているところもあるようです。

○コクサッキーウイルス
症状は高熱・喉の痛み・口内炎・食欲不振・頭痛・下痢・嘔吐などです。
エンテロウイルスの仲間で、同じく腸の中でウイルスが増え、主に口腔領域でヘルパンギーナを引き起こし、左右対称で小水疱が出るのが特徴です。

夏風邪の予防には、外出から帰ってきたら手洗い・うがいをすることです。夏風邪ウイルスは湿気が多い環境で繁殖しやすいので、湿気を取り除くことも大切です。
多く汗をかいたり脱水症状には電解質や塩分も含むスポーツドリンクなどがオススメです。白湯を飲んでお腹を温めるのも効果的なので、皆さん試してみてくださいね。

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