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2025/02/25
こんにちは、香川県高松市の噛み合わせ専門・吉本歯科医院の吉本彰夫です。
吉本歯科医院にご相談にお越し下さる50代以降の、特に女性の方がこんなお悩みをおっしゃられることがあります。
「なんだか…若い時に比べて歯が長くなってきた気がする」
「鏡を見ると、前より歯が出ている?」
「昔より歯の根元が見えるような…?」
これ、気のせいではありません!
実は50代以降、「歯が伸びた」と感じる人は増えます。
しかし、実際に歯が伸びて成長している・・・というわけではありません。
これは“歯肉退縮(しにくたいしゅく)”が原因でそう見えてしまう可能性があるんです。
今日は、その原因と対策について詳しく解説します!
歯ぐき(歯肉)が下がることを「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」と言います。
本来、歯ぐきに覆われていた歯の根元部分が露出することで、「歯が伸びた」ように見えるのです。
特に、次のような人は歯肉退縮が進みやすいので注意が必要です。
強く歯を磨いている人(ゴシゴシ磨きすぎると歯ぐきが傷つく)
歯周病が進行している人(歯ぐきを支える骨が減ってしまう)
歯ぎしり・食いしばりがある人(歯に余計な負担がかかり、歯ぐきが下がる)
50代以降は加齢とともに歯ぐきが痩せやすくなるため、気づかないうちに歯肉退縮が進んでいることも多いのです。
噛み合わせの変化
加齢とともに歯のすり減りや顎の骨の変化が起こると、前歯が少し前に押し出されることがあります。
その結果、「歯が長くなったように見える」ことがあるんです。
歯並びの変化
歯を支えている骨(歯槽骨)は、50代以降少しずつ減少していきます。
すると、歯がわずかに動き、前に出たり、隙間ができたりすることが…。
歯周病の進行
歯周病が進むと、歯を支える骨が溶けてしまい、歯ぐきが下がるだけでなく、歯自体が揺れやすくなることもあります。
すると、「前より歯が長く見える」「歯がぐらぐらする」という違和感につながります。
知覚過敏が起こりやすくなる
歯肉退縮で歯の根元が露出すると、冷たいものや熱いものがしみるようになります。
歯が折れやすくなる(歯根破折)
歯の根元が露出すると、歯にかかる負担が増えてしまい、最悪の場合、歯が割れてしまうことも…。
見た目の印象が老けてしまう
歯ぐきが下がると、歯が長く見えたり、すき間が目立ったりすることで、「口元の印象が変わった」「老けた感じがする」と言われることもあります。
歯ブラシは柔らかめを使い、優しくブラッシング
ゴシゴシ磨くのはNG!力を入れすぎず、歯ぐきを傷つけないようにしましょう。
ナイトガード(マウスピース)で歯ぎしり・食いしばり対策
歯ぎしり・食いしばりは、歯のすり減りや歯ぐきのダメージの原因になります。
噛み合わせのチェックを受ける
50代以降、噛み合わせのバランスが崩れやすくなります。
吉本歯科医院では、噛み合わせの専門的な診断を行い、歯の負担を軽減する治療をご提案しています。
歯周病のケアを徹底する
歯肉退縮は、歯周病が進行すると加速します。
定期的に歯科医院でクリーニングを受け、歯ぐきの健康を保つことが大切です!
50代になると、噛み合わせの変化や歯肉退縮によって、「歯が伸びた?」と感じることが増えます。
しかし、これは放っておくと悪化する可能性が高いので、違和感があれば早めのチェックが大切です!
香川県高松市の吉本歯科医院では、噛み合わせや歯ぐきの状態を専門的に診断し、最適な治療をご提案しています。
「最近、歯が伸びた気がする…」「歯ぐきが下がってきたかも…」と感じたら、お気軽にご相談ください!
吉本歯科医院(噛み合わせ専門・香川県高松市)
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