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2025/03/01
こんにちは
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
写真は吉本歯科医院で患者さんお1人づつ診療のたびに、毎回セットされるものです。
お口の中に直接入るものですから清潔そのものでなければいけません。
歯科の治療は出血が多い治療です。
血液と唾液はいろいろな病気の感染源となるため取り扱いには注意が必要です。
今回は歯科治療と密接に関わってくる消毒や殺菌、抗菌や滅菌といった用語について少々マニアックですがお話させて頂きますね!
みなさん、日常生活で「消毒」「殺菌」「滅菌」という言葉を目にすることがあると思います。
でも、その違いを正確に説明できるでしょうか?
特に歯科治療では、器具や機械を患者さんのお口に入れるため、徹底した衛生管理が不可欠です。
今回は、これらの用語の意味や違いについて詳しく解説します。
歯科医院では、治療の際にさまざまな器具を使用します。これらの器具には次の2種類があります。
使い捨て(ディスポーザブル)のもの:一度使用したら廃棄するタイプ
再利用するもの:使用後にしっかりと消毒・滅菌処理を施して再利用する金属製の器具など
また、歯科医師やスタッフは、患者さんごとに新しいグローブを着用し、手洗いや衛生管理を徹底しています。
では、「消毒」「殺菌」「滅菌」「抗菌」にはどのような違いがあるのでしょうか?
細菌の活動を弱め、感染のリスクを下げること。
完全に菌を除去するわけではなく、感染症を引き起こさないレベルまで減少させることを指します。
特定の細菌を殺すこと。
ただし、「どの程度殺菌するのか?」という基準は明確に決まっていません。
すべての微生物を完全に死滅・除去すること。
日本薬局方では「生存する確率が100万分の1以下」と定義されています。歯科医院で使用する器具の多くは滅菌されたものを使用しています。
菌の増殖を防ぐこと。
菌を殺すわけではなく、増えないようにする働きを持つものです。
歯科医療の現場では、患者さんの安全を守るため、以下のような対策を徹底しています。
治療器具の滅菌処理(高温・高圧のオートクレーブなどを使用)
使い捨て製品の活用(グローブ、エプロン、注射針など)
診察前の手洗い・手指消毒の徹底
診療室や待合室の清掃・消毒
こうした対策により、院内感染を防ぎ、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
「消毒」「殺菌」「滅菌」「抗菌」は、似ているようでそれぞれ異なる意味を持ちます。
衛生管理の用語はなかなかわかりにくいものがたくさんあります。ですから感染予防という観点からは、滅菌が何よりも重要である点を知っておいてください。
香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院ではこういった滅菌処理を徹底するために、高水準の滅菌器を導入・活用しております。
診療の最初に用意するパッキング済みの器具類は、すべて滅菌処理が施されています。
歯やお口の健康に関してお悩みの方は、香川県高松市の「咬み合わせ専門 吉本歯科医院」へぜひご相談ください
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