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2025/03/05
こんにちは。
香川県高松市の【咬み合わせ専門】吉本歯科医院、院長の吉本彰夫です。
突然ですが、あなたは歯を抜く「抜歯」の原因をご存じでしょうか?
実は、抜歯のほとんどは虫歯や歯周病が原因で行われています。
そして、この2つに共通するのは、どちらも細菌が引き起こす感染症であるということです。
虫歯の場合「虫歯の原因菌」
歯周病の場合「歯周病の原因菌」
が主な犯人となり、歯や歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)をじわじわと破壊していきます。
今日は、そんな虫歯と歯周病の違いについて、
そして放置するとどうなるのか、特に危険な「歯根破折」リスクや、今すぐできる予防法まで詳しくお話しします。
あなたの大切な歯を守るために、ぜひ最後までご覧ください。
歯を失う原因はさまざまですが、その大半を占めているのが虫歯と歯周病です。
この2つが進行し、最終的には抜歯が必要になるケースが非常に多いのが現実です。
しかも、それぞれ違う種類の細菌が原因となっており、症状や進行の仕方も大きく異なります。
虫歯と歯周病は、どちらも細菌が原因の感染症です。
このように、全く別の菌が引き起こす病気だからこそ、それぞれの正しい理解と予防が必要です。
虫歯は、食事に含まれる糖分を虫歯菌が分解して酸を発生させ、その酸が歯を溶かしていく病気です。
【進行の流れ】
① 食事で糖分を摂取
② 虫歯菌が酸を作る
③ 酸で歯の表面が溶ける
④ 進行すると神経まで到達し激痛
放置すれば、歯の神経を取る治療が必要となり、最終的に歯が割れやすくなります。
歯周病は、歯と歯茎の間の歯周ポケットに溜まったプラークの中で歯周病菌が繁殖し、毒素を出して歯茎や骨を破壊する病気です。
【進行の流れ】
① 歯磨き不足や噛み合わせのズレで歯周ポケットが深くなる
② 歯周病菌が繁殖
③ 毒素で歯茎や骨が破壊される
④ 歯がグラグラし、最終的に抜ける
歯周病が進行すると、歯を支える骨が減少し、元に戻すことは非常に困難です。
虫歯:歯自体が溶ける病気で、骨には直接影響しません。
歯周病:骨そのものが破壊され、歯を支えられなくなります。
この骨の破壊こそが、歯周病が恐ろしい理由の一つです。
「歯根破折」とは、歯の根が割れてしまう現象です。
これは虫歯や歯周病が進行し、歯が弱くなった状態で強い力がかかることで発生します。
特に歯周病で骨が減り、歯がグラグラしていると、噛みしめや食いしばりで割れるリスクが急激に高まります。
歯根破折が起きた歯は、ほとんどの場合、抜歯診断となってしまいます。
院長である私も歯根破折で歯を抜きました!(実体験動画)
歯根破折とは?割れた歯が引き起こす症状と治療法
虫歯も歯周病も、原因菌やリスクは人それぞれ違います。
唾液の性質
噛み合わせのズレ
食生活や生活習慣
これらを正確に把握した上で、自分に合った予防を実践することが大切です。
香川県高松市の吉本歯科医院では、患者様一人ひとりに合った「原因診断」を行っています。
虫歯や歯周病になっている歯だけでなくお口全体のかみあわせを診ることで根本原因を探ります。
これらをもとに、オーダーメイドの予防プランを作成し、歯を守るサポートをしています。
特に、歯根破折を防ぐには噛み合わせの調整が非常に重要です。
抜歯の原因はほとんどが虫歯と歯周病
どちらも細菌が原因の感染症
骨への影響や歯根破折リスクも無視できない
自分のリスクを知り、早めの予防が最善策
大切な歯を守るために、ぜひ一度、吉本歯科医院にご相談ください。
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