ブログ
2025/03/24
こんにちは。香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院、吉本歯科医院の吉本彰夫です。
「歯が浮いたような痛みがある」
「ズキズキと神経に触るような痛みがある」
こんな症状で来院される患者様の多くが、「虫歯かもしれない」と思っていらっしゃいます。
でも、実はその痛み——親知らずが原因だった、というケースが非常に多いんです。
しかも、親知らずを放置したことで、健康な歯の神経が切断されてしまっていたという恐ろしい事実も…。
多くの方が「親知らずは痛くなければそのままでいい」と考えています。
しかし、親知らずは“静かに”隣の歯を圧迫し、健康な歯の神経を切断し死なせてしまうリスクがあるのです。
実際、吉本歯科医院では以下のようなケースが非常によく見られます。
下の画像をご覧ください。
右側の「8番」が親知らずです。そして隣の「7番」の根元に注目してください。
親知らずが横向きに生えており、7番の歯の根っこをグイグイと圧迫しています。
このように毎日少しずつ、でも確実に押し続けることで、7番の歯の神経は悲鳴をあげます。
「歯が痛い=虫歯」と思いがちですが、それが大きな落とし穴。
このような場合、**痛みの原因は虫歯菌ではなく、親知らずの“物理的な圧迫”**なのです。
そして放置すると…
このように、親知らずが7番の神経をチョンと切ってしまうことも。
一度切断された神経は、もう戻ることはありません。
神経を失った歯は「死んだ歯」——まるで枯れ木のように脆くなり、やがて折れて抜歯へ。
これは、**見逃してはいけない“噛み合わせの連鎖崩壊”**の始まりです。
7番の神経がやられた後、その次は6番の歯にまで被害が広がることも珍しくありません。
「奥歯が次々にダメになる」
そんな最悪のケースを防ぐためには、原因の親知らずを早期に見つけて抜歯することが最も有効なのです。
親知らずが隣の歯を強く押すことで、歯と歯の間に穴が空くことがあります。
これは虫歯のように見えますが、原因は細菌ではなく物理的な圧力による摩耗や破壊です。
しかし、一般的な歯科医院ではこうしたケースを「虫歯」と診断し、
削って詰めるだけの処置で終わることも…。
当然、原因(親知らず)を取り除いていないため、再発やさらなる悪化につながるのです。
「痛い歯だけを診て治す」のではなく、“なぜその歯が痛くなったのか”という本当の原因を探ることが最重要です。
痛みの裏には、今回のように「親知らず」という隠れた破壊者が潜んでいることもあります。
香川県高松市にある吉本歯科医院では、噛み合わせや親知らずによる神経トラブルに対応した専門的診断と治療を行っています。
親知らずを抜くべきか悩んでいる
繰り返す歯の痛みや違和感がある
原因不明の神経痛で困っている
このような方は、ぜひ一度ご相談ください。
見逃されやすい“親知らずの破壊力”から歯を守ることが、将来の自分の歯を守る第一歩です。
噛み合わせ専門・吉本歯科医院(香川県高松市)へご相談ください。
ご予約はこちら087-818-1118受付時間 9:15-18:00 [ 日・祝日除く ]
ご予約はこちら各種情報は、あなぶきヘルスケア株式会社が調査した情報を基に掲載しています。
正確な情報掲載を務めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
掲載されている施設への受診や訪問及び求職する場合は、事前に必ず該当の施設に直接ご確認ください。
当サービスによって生じた損害について、あなぶきヘルスケア株式会社ではその賠償の責任を一切負わないものとします。
情報に誤りがある場合には、お手数をおかけいたしますが、あなぶきヘルスケア株式会社までご連絡をお願いいたします。