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2025/07/08
歯を失ったとき、多くの方が「この先どうしたらいいのか」と不安を抱えます。食べる楽しみはもちろん、話すことや笑うこと、自分らしい生活そのものに影響が出るのが「歯の喪失」です。特に日本人に多いのが、歯周病によって歯を失うケース。さらにむし歯や外傷など、理由はさまざまですが、失った歯をそのまま放置することで、思わぬ問題が次々と起こるのです。
歯は28本が1つのユニットとしてかみ合わせのバランスを保っています。1本でも欠けると、残りの歯が少しずつ動いてしまい、かみ合わせが崩れ、噛む力が弱くなったり、顔の筋肉が衰えたりする原因になります。さらに、かみ合わせの狂いは、肩こりや頭痛、姿勢の歪みにまで影響することがあるため、軽視できません。
失った歯を補う方法には、大きく分けて「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つがあります。
入れ歯は取り外しができるため手入れがしやすいという利点がありますが、装着感や見た目、かみ心地に物足りなさを感じる方もいます。
一方、ブリッジは失った歯の両隣の歯を削って支えにするため、固定式で違和感が少なく、自然な噛み心地を得やすい特徴があります。しかし健康な歯を削ることには抵抗を感じる方も少なくありません。
そしてインプラントは、あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に歯を作る方法です。
まるで自分の歯のような感覚を取り戻せる一方で、自由診療で費用がかかり、一定の治療期間とメンテナンスが必要です。
最近では、インプラントと入れ歯を組み合わせた「インプラントオーバーデンチャー」という治療もあります。
これにより、従来の入れ歯よりもしっかりと固定され、ズレや外れる不安を減らし、より自然に食事を楽しめるようになります。
どの治療を選ぶにしても大切なのは、あなた自身が「何を一番大事にしたいか」を明確にすることです。費用、見た目、かみ心地、治療期間、メンテナンスのしやすさ。それぞれにメリットとデメリットがあり、一つとして「これが正解」という選択肢はありません。
ここで特に忘れてはならないのが「かみ合わせ」です。
単に歯を補うだけでは、かみ合わせのバランスが崩れてしまえば、全身の健康にまで悪影響を及ぼします。正しいかみ合わせを整え、機能を回復させることこそが、補綴(ほてつ)治療の真髄です。
吉本歯科医院の院長、吉本彰夫は「補綴(ほてつ)歯科専門医」として、咬み合わせの微妙なずれまで徹底的に診断し、最適な治療プランを提案しています。義歯治療は見た目の回復だけではなく、噛む力を取り戻し、食事を楽しみ、心から笑える毎日を支えるための大切な治療です。
もし「どの治療を選べばいいのかわからない」「本当に自分に合う方法を知りたい」と迷っているなら、ぜひ一度、補綴治療の専門医にご相談ください。複数の選択肢を一緒に考え、あなたにとって最適な答えを一緒に探し出すお手伝いをいたします。
あなたが再び、自分の歯で噛む幸せを感じ、笑顔に自信を持てるように――それが私たち補綴専門医の願いです。
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