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2017/03/23
口内炎(けんびき)ができやすい時に早く治す方法
こんにちは。ふじた医院の藤田博崇です。
私は、口内炎の事を「けんびき」と言っています。これは、方言なんですか?と、患者様に聞かれました。
間違いなく香川県だけの方言です。
それはさておき、
傷が原因の口内炎
魚の骨などが刺さる、誤ってかむ、などして口の中に傷ができる。
この時、だ液の分泌が低下していると、細菌が洗い流せず傷で細菌が繁殖。
炎症=口内炎になる。
原因不明の口内炎
疲労やストレスで新陳代謝が低下すると、表面が荒れます。
さらに悪化すると潰瘍(かいよう)になります。
これはつまり、口の中に「胃潰瘍(いかいよう)」ができているようなものです。
潰瘍は内側からできた傷のようなものです。
あとは外傷が原因の場合と同様、細菌が繁殖すれば炎症=口内炎になります。
※潰瘍の場合は、できたときにすでに痛みが伴う場合もあります。
ビタミンB2不足が原因で口内炎になっている人は約15%。
口の粘膜は絶えず新陳代謝で再生しています。
口の中にできた傷に細菌が繁殖すると炎症を起こし、口内炎になります。多くの場合は、だ液によって細菌が洗い流され、口内炎になる前に傷が治ります。しかし、だ液が減ると口内炎になりやすくなります。
消毒液は細胞にもダメージを与えてしまいます。
ただし、ひどい傷で内部にまで細菌が入っている場合は消毒が必要です。
傷や潰瘍で細菌が繁殖すると、白血球など免疫細胞が戦いを始めます。この戦いで組織が破壊されることが炎症、すなわち痛みとなります。
口内炎を根本から治すためには、口の中の細菌の繁殖を抑える必要があります。
そのためには、殺菌成分入りのうがい薬を使ったクチュクチュうがいが効果的です。その後にさらに水で傷口のうがい薬の消毒をクチュクチュして洗い流しておくのがポイントです。毎食後と就寝前など4~6回程度。
つまり、手足の傷も同じなのですが消毒液は細胞にもダメージを与えてしまいますので、逆に治りを遅くしてしまいます。
口の中にできた傷を細菌が繁殖させないためにクチュクチュして放り出しましょう。
痛みが強い場合は傷口の炎症が強いので苦痛ならステロイド剤の軟膏がベストです。
ケナログ等が有効です。
痛くなく食事もとれるようならこれは必要ありません。
この軟膏を使う場合もうがい薬でクチュクチュして、口腔の菌を減らしてから、水で再びクチュクチュしてうがい薬の消毒成分を洗い流してから、この軟膏を塗っておいてください。
その他の注意点
白板症(はくばんしょう)
口の中の粘膜が厚くなり、白く見える病変です。6~10%が「がん」に進行すると言われています。
紅板症(こうばんしょう)
口の中の粘膜が薄くなり、赤く見える病変です。50%が「がん」に進行すると言われています。
どちらも舌だけでなく、口の中の粘膜全てにできます。
口内炎のような症状が2週間以上治らなければ、普通の歯医者
さんではなく、歯科口腔外科で診てもらうことをおすすめします。
口腔がんは、早期発見すれば95%以上の確率で治ります。
香川・善通寺で交通事故治療といえば「ふじた医院」
医師:藤田博崇
時間:8:30~18:00(土曜日営業、木曜日は13:00まで営業、日祝日休診)
入院あり
住所:香川県善通寺市上吉田町4-5-1
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