危険!マスク熱中症

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2020/06/05

5月31日に四国地方も梅雨入りが発表されました。
気温はすでに真夏日ですが、さらに多湿も加わり、体調管理が難しい季節を迎えました。

さらに今年は、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、一人ひとりが身体的距離の確保、マスクの着用、手荒いや3密(密集、密接、密閉)を避けるなどの新しい生活様式を実践することが求められています。

そんな中、気を付けたいのがマスクによる熱中症です。
マスクを着用しているといつもより暑い、息苦しいとの声をよく聞きます。
クリニック近くを下校している小学生も「マスクは苦しい、暑いわ~」と叫びながら走ってます。
元気です。

通常は、体温より低い空気を吸い込み、鼻の中や肺の中で温められた息を吐き出すことによって、空気が体内の熱を奪い、体が冷やされるという仕組みになっています。
しかし、マスクをつけていると、吐いた息がマスクでブロックされたり、呼吸で温まっているマスクを通じて息を吸ったりすることで、体がより熱を持ちやすくなってしまいます。
さらに、マスクをつけていることで、肺に入る空気の量が少なくなり負担がかかることで、それを補おうと肺や呼吸筋が活発に動いて負荷がかかり、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

以上のように、マスクをつけることで熱がこもりやすく、発散しにくくなっているのに加えて、マスクによる加湿で口の渇きを感じにくくなるため、熱中症に気付くのが遅くなったり、熱中症になるリスクが高まると考えられています。
マスクを着用する場合には、強い負荷のかかる作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給することを心がけて下さい。水分を一気飲みしてもしっかりと体内に吸収されていかないため、こまめにゆっくりとる必要があります。

また、周囲の人との距離を十分にとれる場所でマスクを一時的に外して呼吸を整え、休憩することも必要です。
めまい、立ちくらみ、こむら返り、倦怠感、頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れると、熱中症の症状です。風通しの良い日陰やエアコンの効いている室内など涼しいところに移動し、濡れタオルなどを脇の下や首、足の付け根などにあてて、身体を冷やし、水分、塩分補給をして下さい。
必要に応じて医療機関を受診して下さい。

意識がない、返事がおかしい、けいれん、自力で水が飲めないなどの症状は熱中症の重症症状です。
首、脇の下、足の付け根などを冷やし、救急車を要請して下さい。

これから本格的に夏に向けて暑い日が続きますが、マスクの着用は続きます。
暑い時期のマスクの使用は熱中症のリスクを高めると考えられます。
外出時は暑い日や時間帯を避けたり、涼しい服装をしたり、こまめな水分補給、休憩をしながら、熱中症に気を付けて過ごしてください。

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