眼がかゆいですね

ブログ

2021/03/15

花粉症の季節が本格化し、花粉症の症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
今年は花粉の量も多く、症状は厳しいようです。

花粉症の原因物質は多くありますが、春先にかけて多くなるスギやヒノキなどの植物の花粉によるアレルギーが特に多く、他に夏には草類、秋にはブタクサなどが代表的です。
中には季節性ではなく、1年中症状が続く場合や、動物の毛、家のほこりなどが原因となることもあります。

花粉症の基本的な症状は、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、眼のかゆみなどがあります。
それ以外にも、動悸や息切れなどの症状に悩まされるケースもあります。

花粉症と動悸のメカニズムは、基本的には重なる点はないので直接の因果関係はないといえます。
しかし、花粉症が契機となる症状は、頭痛、アトピー性皮膚炎などたくさんあるため、動悸や息切れなども全く無関係とはいえず、次のようなケースが考えられます。

  1. 花粉症薬の副作用:花粉症薬の副作用は眠気や口渇・だるさがよく知られていますが、動悸・息切れ・めまいを起こすこともあります。動悸は交感神経が活発になると起こりますが、花粉症の薬には自律神経に作用する成分が含まれるものが多く、その副作用で動悸やめまいが起こると考えられます。さらに、自律神経を刺激するカフェインを含むものも多く、動悸の原因となっていることもあります。
  2. 花粉症状のストレスから自律神経のバランスが乱れるため:花粉アレルゲンによる神経への直接的な刺激もありますが、動悸の多くは神経的なものからきていることがほとんどです。花粉症状から自律神経のバランスを崩し、動悸やめまいに悩んでいる方は多くいます。
  3. 喘息を併発しているため:花粉自体は気管支までは到達しないが、鼻腔の炎症は気管支にも飛び火することがあり、花粉症に伴ったアレルギー喘息を引き起こすことがあります。喘息で息苦しさがあると酸素の取り入れが不安定になり、心臓にも負担がかかり、動悸を引き起こすことがあります。
花粉症は、花粉が飛び始めた時期か症状が少しでも現れた時点で薬物療法をはじめることが重症化を抑えられます。
また、日頃から眼鏡やマスクの装着、花粉が付着しやすいウールの服などは避け、洗濯物はよくはたくなど手軽にできるセルフケアを心がけることが症状を少しでも和らげることにつながります。

花粉症の症状は様々ですが、少しでも症状が和らぐように薬物療法やセルフケアを織り交ぜ乗り切りましょう。

掲載情報について

各種情報は、あなぶきヘルスケア株式会社が調査した情報を基に掲載しています。
正確な情報掲載を務めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。

掲載されている施設への受診や訪問及び求職する場合は、事前に必ず該当の施設に直接ご確認ください。
当サービスによって生じた損害について、あなぶきヘルスケア株式会社ではその賠償の責任を一切負わないものとします。
情報に誤りがある場合には、お手数をおかけいたしますが、あなぶきヘルスケア株式会社までご連絡をお願いいたします。