こんな季節になりました

ブログ

2021/02/12

2月14日はバレンタインデーですね。
バレンタインは、西暦1207年2月14日、ローマの皇帝クラウディウスが結婚を禁じたのに反抗して殺された聖人バレンチヌスを祭る日に由来しています(諸説あります)。
バレンタインデーは、14世紀頃から男女の恋愛に結びつけられるようになり、日本には戦後、アメリカから伝えられたといわれています。

チョコレートは甘くて美味しいのですが、「食べ過ぎると太り、ニキビもできて肌荒れしやすい」というマイナスイメージがあります。
健康に良くないのは、チョコレートの食べ過ぎで、適量を守り食べ過ぎなければ良い作用が期待できます。
チョコレートは、カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品です。

チョコレートの主な栄養分としては、次のようなものがあります。

  1. カカオポリフェノール
    血液をサラサラに保つ働きがあり、コレステロールの酸化を防ぎます。動脈硬化のリスク低減に効果的であり、最近の研究では、がんの予防効果やストレスへの抵抗力を高める効果などが報告されています。
  2. リグニン
    食物繊維であるリグニンが含まれており、腸のぜん動運動を活発にすることで便通をよくして、腸内環境を整えます。
  3. テオブロミン
    リラックス効果があるといわれています。大脳を刺激して、集中力や記憶力、思考力を高め気力をアップさせます。ただし、この成分は過剰に取り過ぎると利尿作用や興奮作用を高めてしまうことがあるので、食べ過ぎには注意が必要です。

嗜好品は1日200kcalまでが目安とされています。
一般的なミルクチョコレートの場合、板チョコにすると約半分以下が、ほぼ同じカロリーとなります。
また、チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るということを聞きます。
医学的には、チョコレートと鼻血について関係があるという報告はありません。
チョコレートには、テオブロミンやポリフェノールなど血行をよくする物質が含まれています。
体質によっては、これらの効果により一時的にも毛細血管が刺激されて出血するような可能性は否定できませんが、医学的な報告はありません。

チョコレートの成分は、とても吸収が早いので、お腹がすいた時にほんの少し食べるだけで速やかに満腹感が得られて、食べ過ぎを防ぐことができ、気持ちが落ち着いたり、リラックスできたりするので、少し疲れた時やイラッとした時の気分転換にも効果的です。
食べ過ぎには注意して、適量のチョコレートをゆっくりと味わいましょう。

追記)ちなみに僕はチョコレートが大好きです。(院長談)

掲載情報について

各種情報は、あなぶきヘルスケア株式会社が調査した情報を基に掲載しています。
正確な情報掲載を務めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。

掲載されている施設への受診や訪問及び求職する場合は、事前に必ず該当の施設に直接ご確認ください。
当サービスによって生じた損害について、あなぶきヘルスケア株式会社ではその賠償の責任を一切負わないものとします。
情報に誤りがある場合には、お手数をおかけいたしますが、あなぶきヘルスケア株式会社までご連絡をお願いいたします。