梅雨ですね

じめじめじめ・・・
今年は、四国地方で観測史上最もはやく梅雨入りが発表されましたね。
私が唯一好きな家事が洗濯なのですが、この季節は本当に憂うつで、天気予報と雨雲レーダーばっかり見ています。
お風呂上がりに、お日様のにおいのするパリッと乾いたタオルで体を拭いたときの小さな幸せ♪

梅雨はジメジメして気分的に憂鬱なだけではありません。
雨など天候の変化による気圧差や、季節の移り変わりによる温度差などにより、心身の不調を訴えることがあります。
梅雨の時期に多い病気として、『季節病』や『気象病』があげられ、これらの主原因は『自律神経の乱れ』と考えられています。

【気象病による心の不調】
やる気がでない・集中力の低下・気分がふさぐ・不安や焦り・イライラする・午前中の気分が特にのりにくい

【主な気象病】
・天気痛(関節リウマチ、神経痛、片頭痛、骨折痛など)
・メニエール病
・緑内障
・気管支喘息、肺炎
・心臓、循環器疾患(心筋梗塞、狭心症、急性心臓死、脳出血など
・精神障害、てんかん、うつ病
・急性虫垂炎   など

春になると、その寒暖差や環境の変化で心身の不調を訴え、昔から『５月病』などと言われることがありましたね。
気温や気候をコントロールすることはできませんが、日常生活に注意することで自律神経のバランスを整えることが可能です。


・睡眠をしっかりとる:夜更かしをしない
・生活リズムを整える:起床、就寝、食事の時間を規則正しく、起床後に太陽の光を浴びる
・適度な運動を行う:散歩、ウォーキング
・リラックスする時間をとる:好きな音楽を聴く、ゆっくりお風呂に入る
・食事のバランスに気を付ける:ビタミン、カルシウム、ミネラルなどを摂る


 よく知られた基本的なことですが、意外と実践できていない方も多いと思います。もちろん私もです。
 この不快な季節とうまく付き合いながら、みんなでコロナを乗り切っていきましょう！


《新型コロナワクチンの予約についてのお知らせ》
６５歳～７４歳の患者さんの予約につきましては、６月１日(火)からの受付を予定しております。
電話、または受付窓口で予約できます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

《院長藤村のつぶやき》
最近、コロナ自粛で本を読んだりしているのですが、先日ビートたけしさんが執筆した“コロナとバカ”という本を読みました。
何となく最近モヤモヤしていることを書いていて、少しだけ梅雨の晴れ間的な気分になりました。みなさんも良ければ一読してみて下さい。